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小麦好きの方へ、グルテンフリー食品の身体に優しい効果と腸内環境について考える

グルテンフリーの食品はグルテンアレルギー(小麦アレルギー)、血糖値が高めの方が利用する場合が多いようです。小麦も栄養素としての役割がありますので、グルテンを抜いた食生活をされる方は、不足した栄養素を他の食材や米粉で補うことが必要があると思います。

この記事では、グルテンの私たちの身体に与える影響と、腸内環境について解説しています。この記事を読むことで、グルテンフリー食材が何なのか、また、普段の食生活でどのように利用すればよいのか分かるようになります。

記事監修 _ 減薬&漢方 Cosmo Life Aid

▸ 保有資格 / 薬害研究センター認定セラピスト・国際中医師・薬剤師
▸ 略歴 / 精神薬の問題や多剤併用、医療カスケードの問題を目の当たりにする。漢方や瞑想の勉強を始め、減薬と断薬専門のドクターから精神構造分析を学ぶ。現在は精神分析を主軸とした、減薬相談や健康・漢方セミナーを開催。

小麦に代表されるグルテンの栄養素について

健康に良い影響

小麦は世界で最も一般的に栽培されている穀物の一つです。パンやパスタなど、小麦にはグルテンというタンパク質が含まれており、多くの人にとって食物として重要な役割を果たしています。皆大好きな小麦ですが、一方で課題もあります。一部の人にとってはアレルギーや不耐性の原因になることもあります。

グルテンフリー食品は、小麦アレルギーの方にとって、腸の病変を減らし、消化器システムを保護することができます。さらに、低炭水化物や低GI(グリセミック・インデックス)のものが多いため、血糖値のバランスを保つことができ、消化を改善して体重管理に役立つことがあります。しかし、グルテンフリー食品は常に健康的な選択肢ではありません。多くの食品は高カロリーや高脂質であり、健康的な食生活を送るためにはバランスのとれた食事を心がけることが大切です。また、補給すべき栄養素が不足することもあります。

グルテンを含む穀物は、食物繊維やビタミンB、鉄などの栄養素を含んでいます。そのため、グルテンフリーの食生活を送る場合は、グルテンを含む穀物から摂取する栄養素を補うために米粉などの別の方法を見つける必要があります。

グルテンが血圧や血糖値に与える影響

病気を予防する効果

グルテンフリーの食材は、血糖値や血圧が気になる方が利用される場合が多いです。グルテンが正しく消化されない場合、グルテンの中に含まれる糖質やアミノ酸(アミノペクチンA・グリアジン)によって、血糖値を上昇させることがあります。このことから、グルテンフリー食生活は糖尿病の予防に役立つ可能性があるとされています。

グルテンが過剰に摂取されると、腸内環境の悪化や血糖値の上昇など、心臓病のリスクを増加させる可能性がありますので過度な摂取は避けてバランスの良い食事を心がけることが重要です。健康に気を使われる方は、お米や玄米中心の食事をとられる方も多くいらっしゃいます。

腸内環境を整えることと、消化問題を解決することがとっても重要

腸内環境を整える

グルテンは消化されにくいタンパク質であることから、腸内環境を悪化させる原因になる場合があります。これは、分解されずに便として排出されなかったタンパク質が、腸の粘膜に張り付き異物となることが原因です。異物となってしまったグルテンの影響で、粘膜が炎症を起こしてしまい結果的に腸内環境を悪化させる一因となります。

小麦好きな方が注意するべきポイント
  • 腸内環境グルテンは消化されにくいタンパク質であることから、腸内環境を悪化させる原因になる場合があります。パンやサンドウィッチなど、手軽にとれる食事ですの食べすぎには注意が必要ですね。
  • 便秘改善|腸内環境の悪化とグルテンは消化されにくいタンパク質であることから、便秘の方はグルテンを含む食品を食べすぎていないか、考えてみてください。

大切な腸と自律神経・幸せホルモンとの関係

腸は第二の脳

腸は第二の脳とも言われています。その理由は、腸が独立して働くことができるからです。腸内環境が乱れたり、トランジットタイム(食べ物が口から排便されるまでの時間)が遅くなると、自律神経システムに異常を引き起こすことがあります。

幸せホルモンの「セロトニン」はとっても大切

これは、腸内環境の乱れや、腸内の排便物が長期間存在していることにより、腸の動きが減速し、自律神経に悪い影響を与えてしまう事になります。また、腸は脳の次に多くの神経細胞が集まる器官であり、体内免疫に最も関わることから第二の脳とも言われています。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは約90%が腸内で分泌されています。したがって、仮に腸内環境が悪化した場合はセロトニンの分泌に悪影響が出る可能性があります。

まとめ、グルテンとの上手な付き合い方

グルテンフリー食品には、病気を予防する効果と腸内環境を整えて消化問題を解決するというメリットがあることが分かります。具体的には、アレルギーやグルテン過敏症の原因を除去し、腸内環境を改善し、臓器の炎症を予防するという利点です。また、腸内環境が改善すると、自律神経と幸せホルモンであるセロトニンの分泌に良い影響を与えます。

グルテンフリーの食品を上手に利用することが重要となりますが、パンやパスタなどの小麦食品を選ぶ場合には、国産有機製造の品質の良い小麦を選んだり、コンビニやスーパーで手軽に購入できる食品添加物を多く含むパンは食べないなど、工夫できることは沢山あります。

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