タラソテラピー(海洋療法)に代表されるミネラルデトックスを利用されている方、ご自宅で簡単にできる方法をご存じですか?
天日塩のバスソルトを使うと、ご自宅で簡単にタラソテラピーを行うことが出来ます。
私は毎日の入浴時にバスソルトを用いての入浴とマッサージを行っていますのでリラックス効果が高く毎日健康に過ごせています。
個人的な効能は、肌の乾燥が抑えられたり、夏場の蒸れた足の臭いの緩和、花粉症の軽減などの効果があり、これはミネラルバランスが整っているからではないでしょうか。
この記事を読むことで、タラソテラピーの優位性と健康効果が分かるようになりますので、ぜひご自宅で実践されてください。市販の入浴剤を利用されていらっしゃる方には特におすすめいたします。
タラソテラピーとは何か?海洋療法の効果と効能を解説

タラソテラピーとは、マリンセラピーの一種で、ミネラルが豊富な海水、海藻、海泥などの海洋成分を利用した健康・美容法ですの一つです。タラソテラピーは、海洋成分から得られる栄養素やミネラル、人体に近い成分などを用いて、肌や体の状態をやさしく整えます。
タラソテラピーの代表的なトリートメントには、マッサージ、パック、入浴などがあります。これらのトリートメントは、血行促進、筋肉の緊張緩和、リラックス効果、美肌効果、ミネラルによるデトックスなどを目的としています。
▸ ミネラルバランスを整える
▸ 免疫力の向上
▸ 抗酸化作用
▸ ストレスの緩和
▸ 血液循環の改善
タラソテラピーの起源と歴史について

生命の起源とされる “海”は不思議なことに、地表の海水と人間の体内水の比率はほぼ同じ70%です。古代エジプト時代から、海水が人体に良い影響を与えることが知られていました。
古代ギリシャの医師ヒポクラテスや哲学者のアリストテレスらも、温めた海水が傷の治療や予防医学に役立つと考えていました。それ以来、2000年以上にわたり、主にヨーロッパで、海水と生物の関係についての研究が続いてきました。
20世紀初頭にはフランスの生物学者ルネ・カントンが、海水と血漿には有機的関係があることを科学的に実証しています。
タラソテラピーの期待できる効果は、主に体内のミネラルバランスを整えることです。日々のストレスや食事の偏りなどが続くと、体内のミネラルバランスが崩れ、生活習慣病を引き起こすことがあります。
フランスのタラソテラピーは国が医療として認めている

フランスではタラソテラピーは、健康保険の対象になっており、医療としての側面があります。
主に自然治癒力を高める療法として使用されており、医療機関とタラソテラピー施設が連携し、患者に対してタラソテラピーを施術することが行われています。特に、リウマチや骨折、皮膚疾患など、様々な病気や症状に対して、タラソテラピーが有効であるとされています。
砂風呂は日本の伝統的なタラソテラピー

砂浴は、日本独自のタラソテラピーの一つで、古くから自然治癒力を高めるために行われてきたものです。地熱で温められた熱い砂に体を浸し、砂や海水に含まれるミネラルや栄養素を体に吸収させるというものです。
温泉や火山活動で地熱が豊富な日本の沿岸部でよく行われており、代表的なものとしては、鳥取県の境港市で行われている「太陽の砂浜砂風呂」があります。砂風呂は、温熱効果やマイナスイオン効果などが期待でき、リラックス効果や美肌効果、冷え性改善などが期待されています。
天日塩を使ったタラソテラピーの自宅での簡易的な実践方法とコツ

天日塩を使ったタラソテラピーは、自宅でも簡単に実践することができます。
天日塩は、太陽の光を浴びて自然乾燥された海水の塩で、海洋成分を豊富に含むことから、タラソテラピーにも使用されます。自宅での簡易的な実践方法としては、入浴時に天日塩をお湯に溶かし、浴槽に浸かることが挙げられます。
天日塩を使ったボディスクラブなどの美容法もあります。天日塩を使用する際のコツとしては、天日塩の量を調整することや、塩をすり込む際の力加減に気をつけることが重要です。天日塩には粒子が大きいものや、粒子が細かいものなどがありますので、自分に合った種類を選んでみてください。
まとめ
日々の入浴は、清潔を保つことだけではなく、リラックス効果や血行促進を促すことは知られています。
入浴時に天日塩のバスソルトを使う事で同時にタラソテラピーの効果を得ることが出来ます。これは、時短にもなりコスパのよい健康法ですので日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
くれぐれも、精製された食塩だけは使用しないようにしてください。タラソテラピーの入浴にマインドフルネス瞑想法を取り入れる方もいらっしゃるそうですよ。

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