フッ素樹脂加工は油なしで料理ができる便利さや、洗いやすさなどのメリットがあります。しかし、高温で使うと有害物質が発生したり、環境に優しくない可能性が指摘されています。フライパンは毎日口にする食材を調理する大切な道具です。
鉄のフライパンは化学物質を使用したコーティングが施されていないために、食材がくっつきやすい、重いなどマイナスのイメージも多くありますね。この記事では、そんな悩みを解決できる、身体にやさしく、しかも使いやすいフライパンを紹介しています。
鉄のフライパンのメリットとデメリット
鉄製のフライパンは、料理愛好家やプロの料理人に愛される調理器具の一つです。しかし、一般家庭用の調理器具としては馴染みが薄く、要因はは以下のようなデメリットと考えられます。メリットも十分にありますので、利用用途に合わせて鉄のフライパンを検討してみてください。
鉄のフライパンのメリット
素材に熱が伝わりやすい:熱伝導性が高く、熱が均一に伝わります。そのため、食材を素早く加熱することが出来ます。
長持ちする:耐久性があり長持ちします。コーティング劣化などの心配もありません。
鉄分が補給できる:調理を行うことで、食材に鉄分が移行し鉄分の補給に役立ちます。
鉄のフライパンのデメリット
お手入れが必要:サビや変色を防ぐために適切なお手入れが必要です。また、油をしっかり拭き取らないと、油が酸化して変色することがあります。
重たい:通常のフライパンに比べて重い傾向があります。
火加減が難しい:熱伝導性が高い反面、温度管理が難しいとされています。火加減に注意しないと食材を焦がしてしまう可能性があります。
鉄製のフライパンの選び方4つのポイント
最近では鉄製のフライパンあっても、フライパン表面に特殊な加工が施されていることもあります。テフロンに代表される化学物質が使用されていないものを選ぶことはもちろんですが、鉄に表面処理をされているのか、慎重に選ぶ必要があります。
- サイズ:使用する人数や調理する食材の量に応じて適切なサイズを選びましょう。直径20㎝~33㎝が一般的です。
- 重さ: 他のフライパンに比べて重いため、取り扱いに注意が必要です。自分が扱いやすい重さのフライパンを選びましょう。
- 取っ手: 取っ手が固定されているものと取り外しができるものがあります。使用する際の使い勝手や収納スペースに応じて適切なタイプを選びましょう。
- 表面加工: 表面加工がされているものとされていないものがあります。表面加工がされているものは、食材がくっつきにくくなっていますが、耐久性が低くなることがあります。使用目的や手入れ方法に応じて適切なタイプを選びましょう。
ビタクラフト(Vita Craft)スーパー鉄シリーズをおすすめする理由
鉄製のフライパンはプロの料理人が使っていますので、なんだか敷居が高く使いにくそうなイメージがあると思います。そんな抵抗感のある鉄のフライパンですが、ビタクラフトの鉄製フライパンは鉄の重量による重さや、食材がくっつきやすいデメリットを解消してくれます。
スーパー鉄シリーズのおすすめのポイント
鉄製のためフッ素樹脂加工されていないフライパンですが、表面には窒化加工が施されていますので調理中に食材がくっつきにくいです。重量については一番大きい33㎝サイズでも約1.5㎏と他のフライパンと変わらない軽さを実現しています。さらにデザイン性に優れ、日本製造であることから長く安心して使えるフライパンです。デザインが良くIHに対応していることも人気の秘訣です。
- 窒化加工により食材がくっつきにくい
- 軽い 鉄製以外のフライパンと変わらない重量
- 日本製でデザインが良い
- 鉄なのにIH対応
ビタクラフト(Vita Craft)のメーカーサイト
スーパー鉄
窒化加工で錆びにくく、「焼き入れ」や「油ひき」などの面倒なお手入れが不要。お料理が美味しく仕上がる、鉄のフライパン。
・こびりつきにくく、鉄なのに錆びにくいビタクラフトオリジナル「窒化4層加工」
・お料理が美味しく仕上がる
・安心の「Made in Japan」クオリティ
・お手入れがとっても簡単、全く新しいフライパン
・細部まで追求した、使いやすさ
・安心・安全の鉄フライパン
引用元:「ビタクラフトオフィシャルサイト|ホームページ」
■ ブランド|Vita Craft(ビタクラフト) ■ 材質|鉄 ■ 特徴|IHコンロ対応 ■ 色|ブラック ■ 対応デバイス|ガス, つまみ操作のIHクッキングヒーター, ガラスタッチ式のIHクッキングヒーター ■ 生産国|日本
ビタクラフト(Vita Craft)スーパー鉄を実際に使ってみた感想
はじめて使う場合|油ならしの方法
フライパンに油を大さじ3~4匙(20cmの小さいフライパンやエッグパン場合は大さじ1~2匙)入れ弱火で3分加熱します。IHクッキングヒーターの場合は「弱」(300~400W)で2分加熱する。
加熱が終わったら油を別の容器に移します。この時、陶器の容器であれば熱した油でも安全に保管できますので、ガラスやプラスチックの容器は利用しない方が良いでしょう。
容器に油を移し終わったら、キッチンペーパーでフライパンの表面と鍋肌をまんべんなく丁寧に油をなじませます。
鉄製のフライパンを使う際の注意点
酸・アルカリの強い食材や調味料を使うと、フライパンの表面の黒い色(酸化皮膜)が変色したり、料理が黒っぽく変色することがあります。調理した料理は早めに別の容器に移してください。また、使用後のフライパンもそのまま放置せず、なるべく早めに洗ってください。
■ 酸・アルカリの強い食材|トマト、オレンジ、レモン、梅干し ■ 酸・アルカリの強い調味料|お酢、ケチャップ、醤油、ワイン ■ アクの強い(タンニンを多く含む)食材|ほうれん草、なす、レンコン、ごぼう
スーパー鉄を2か月ほど使ってみた感想
以前はティファールのフライパンを使っていましたが、ビタクラフトに変えても重さを全く感じません。はじめは食材のくっつきに戸惑う方も多いと思いますが、弱火でしっかり加熱し、油を十分に使用することで、食材のくっつきは気にならなくなっていきます。また、2週間程度使用すると、フライパン表面にも油が馴染み、少量の油でもくっつかなくなってきます。
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