健康に関する本は数多くあり、どれを読めばよいか迷う方は少なくありません。
西洋医学と東洋医学ではアプローチが異なるため、一つの情報源だけに偏ってしまうと、視野が狭くなってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、複数の視点を比較しながら自分に合った知識を選び取る姿勢が大切になります。そこで今回は、無添加調味料専門店として日々「食」と向き合う中で出会った書籍のうち、水・塩・油という毎日の暮らしに欠かせないテーマを扱った5冊を、書評という形でご紹介します。
いずれも今日から実践できる内容ですので、気になる一冊から手に取ってみてください。
病気を治す飲水法
「F.バトマンゲリジ医学博士」
「水」の摂り方を見直すきっかけになる一冊
私たちの体の多くは水分で構成されており、水分の摂り方ひとつで体調が左右されるといわれています。
とはいえ、「一日にどれくらい飲めばよいのか」「タイミングはいつがよいのか」を具体的に理解している方は多くないのではないでしょうか。
ここでは、水の摂り方について書かれた一冊を紹介します。
本書は、米国の医学博士F.バトマンゲリジ氏による著作で、水分不足と体調の関係をヒスタミンや微小管といった生体メカニズムの観点から詳しく解説しています。
タイトルには「病気を治す」という強い表現が使われていますが、これは水分摂取が病気の治療に直結すると医学的に証明された事実ではなく、あくまで著者独自の学説である点には留意が必要です。
それでも、現代人が慢性的に水分不足に陥りやすいという指摘や、飲むタイミングを意識することの大切さは、日々の生活に取り入れやすい示唆といえるでしょう。
本書を読むと、次のような気づきが得られます。
- 水分摂取の重要性を、理論的な背景とあわせて理解できる
- 「飲水法」という養生の考え方に触れられる
- 飲むタイミングを意識する習慣が身につきやすくなる
実際に取り入れるなら、いきなり生活を大きく変える必要はありません。
起床後や食事の30分ほど前、入浴の前後など、決まったタイミングでコップ一杯の水を飲むことから始めるだけでも、水分摂取を習慣化しやすくなります。
一方で、水分の摂りすぎもまた体への負担になり得るため、量とタイミングのバランスを意識することが欠かせません。
あなたの知らない生体ミネラルの真実
「沼田光生 医師」
✓ サプリメントで単一のミネラルを補うだけではだめ
✓ 微量ミネラルを補うことを心掛ける
✓ 文化的なミネラル摂取の歴史がが分かり、この良書から知識の幅が広がる
なぜ《塩と水》だけであらゆる病気が癒え、若返るのか!?
「ユージェル・アイデミール」
誰も教えてくれない生体メカニズムが分かります
塩水療法である、塩と水だけの驚きの健康活用法が多数紹介されています。
水とミネラルの重要性を理解した方が、ご自身の不調や疾病を改善させる為に日々の生活にどのように取り入れば良いかが分かります。
西洋医学は、なぜこの真実から目を背け続けるのか…
✓ 塩と水の需要性について改めて認識が深まる
✓ 塩水療法を日常に取り入れて養生を行うようになる
✓ 西洋医学が見落とした真理の理解が進む
その油を変えなさい!
「内海聡」
「油脂」をちょっと見直すだけで、身体は劇的に変わっていく!
油脂について幅広く理解し、すぐに実践できる
皆さんがお使いの油は大丈夫ですか?
油脂は植物油、動物油に分かれますが、産業構造に大きくかかわりがある「嗜好品」であると、考え方が変わります。
サラダ油、ココナッツオイルなど具体的な油脂の種類の解説もありますので、ご家族や大切な方と共有して頂きたいです。
✓ エネルギーとしての油脂の役割
✓ 油脂の役割とバランスを意識した油の取り方
✓ 揚げ物への認識の変化(コンビニのフライヤー、マ〇ド〇ルド、…etc)
✓ 使ってよい油、悪い油の選択
本当は危ない植物油
「奥山治美」
動物油脂×、植物油脂○といった我々の間違った認識を覆す
内海聡著書のその「油」を変えなさい!を基本とすると、本書はさらに突っ込んだ話になっていますので植物油についてはさらにご自身で考察を深めて頂きたいです。
✓ 糖質はなるべく控え、植物油脂は選択に気を付ける
✓ サラダなどのドレッシング、バターなどの油脂は「オリーブオイル」を利用している
✓ 揚げ物や普段使う油(油脂)は「マカダミアナッツオイル」を利用している

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