加工食品は美味しくて便利ですので、皆さんの食卓に沢山並んでいると思います。皆さんは加工食品と食品添加物について考えたことはありますか?食品添加物が健康への影響について取り沙汰されますが、少し考えてみましょう。
私もそうですが、全ての食事を無添加の食材で調理することは、ほぼ不可能と思います。この記事では、無添加食品がどういったものなのか、また、その必要性について考えるきっかけになってもらいたいと思います。
「無添加食品」を知り尽くす!安全性と栄養について
無添加食品の安全性について考えてみましょう。食品添加物には、防腐剤や甘味料、着色料など様々な種類があります。これらの添加物は、使用基準に従って安全性が確保されており、食品の品質や利便性を高める役割を持っています。
無添加食品を選ぶ際の注意点
一方、無添加食品は、一部または全部の添加物が含まれていないことを表す場合があります。そのため、信頼できる製造元や販売店を選ぶことや、消費期限や保存方法に注意することが必要です。次に、無添加食品の栄養価について考えてみましょう。無添加食品は、添加物を使わないことで天然の栄養素を損なわないようにすることができます。例えば、新鮮で無添加の野菜や果物は、ビタミンやミネラル、食物繊維などが多く残っていることがあります。また、良質で無添加の肉や魚は、たんぱく質や必須脂肪酸が十分に摂れることがあります。
しかし、無添加とは言っても、製造工程で汚染されたり、保存方法が不適切だったりすると、微生物やカビなどの有害物質が含まれる可能性があります。そのため、無添加食品を選ぶ際には、信頼できる製造元や販売店を選ぶことが大切です。
家族の健康を守るためにも必要!無添加食品の保存方法
無添加食品は、添加物を使わないことで天然の栄養素を損なわないようにすることができますが、その無添加食品を適切に保存しなければ、劣化や腐敗が進み、食品の品質が低下し、健康に悪影響を与えることもあります。まず、無添加食品を適切に保存するためには、購入する際に消費期限を確認しましょう。期限を過ぎた無添加食品は、風味や栄養価が低下するだけでなく、有害な微生物やカビが繁殖する恐れがあります。
次に、無添加食品を保存する際には、密閉容器に入れ、直射日光や熱源から遠ざけて、涼しくて湿気の少ない場所(冷暗所)に保管することが大切です。密閉容器に入れることで、空気や水分の影響を受けにくくなり、鮮度が長持ちします。また、冷暗所に保管することで、温度や湿度の変化による腐敗を防ぎ、品質を保つことができます。ただし、保存する際には、冷蔵が必要な食品と常温保存が可能な食品があるので、注意が必要です。
さらに、無添加食品を保存する際には、清潔な状態で保管することも重要です。食品を取り出す際には、手を洗って清潔な状態で取り扱いましょう。また、保存容器や保存場所を定期的に清掃することで、微生物やカビの繁殖を防ぎ、品質を維持することができます
無添加食品と一緒に取り入れたい!栄養価豊富な健康食材のおすすめとは?
無添加食品を取り入れることは、体に優しい食生活につながります。しかし、無添加食品だけでバランスの取れた食生活を送るのは難しいかもしれません。そこで、無添加食品と一緒に取り入れることができる、栄養価豊富な健康食材をいくつか紹介します。
野菜/自然農法やオーガニックがおすすめ
野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富で、健康維持に欠かせません。特に、色鮮やかな野菜には、ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化物質が含まれているため、免疫力アップや老化防止にも効果があります。使用される農薬や肥料が問題視されていますので、自然農法や微生物ネットワーク農法で栽培された農作物がベストです。JASマークを取得しているオーガニックの農作物にも使用が許可された農薬がありますので注意しましょう。
魚介類/産地と天然のものを選ぶ
魚介類には、高い栄養価があるため、健康的な食生活に欠かせません。特に、青魚にはDHAやEPAといった不飽和脂肪酸が含まれており、血液サラサラや認知症予防などの効果があります。天然の魚介類が良いですが、干物や生魚は産地を選んで購入されることをおすすめします。
豆類/特におすすめ!民族的な必要性
豆類は、植物性たんぱく質や食物繊維、ビタミンB群などの栄養素が豊富です。特に、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの働きをサポートするため、更年期障害や骨粗鬆症などの予防に役立ちます。
日本人は民族的に豆類を使っていました。味噌、醤油等の発酵食品はすべて豆類からできています。個人的には兵庫県丹波地方の「丹波の黒豆」が好きで地域の方からいただいています。
穀類/米は日本人の主食である
穀類には、炭水化物や食物繊維、ビタミンB群などの栄養素が豊富で、エネルギー源として重要です。特に、玄米にはビタミンB1や食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の上昇を抑える効果があります。
最近では甘くてふっくらした白米が主流ですが、原種に近い米や玄米を選ぶことをおすすめいたします。白米も精製されていますので、ホールフードの観点から未精製の食材を選ぶことも重要です。
まとめ
無添加食品の定義から日本人が日頃から口にする食材について触れてみました。ポイントはホールフード意識する、自然栽培の農作物を選ぶ、産地を選ぶことを楽しむことだと思います。「食事は薬であり、薬は食事である」という言葉もありますので無添加の食品を選んでみてはいかがでしょうか。
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