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酵素の重要性を解説|非加熱の天日塩は酵素を保持し、豊富なミネラルを提供!

天日塩を選ばれる方は、健康に気をつかっている 、料理や食事の味にこだわっている方が多くいらっしゃいます。自然の栄養をそのまま取り入れることが出来て、味も良いことが特徴の一つですが、酵素の働きも選ばれる一因になっています。

太陽と自然の風だけで結晶化された天日塩は、酵素が死活しないことも特徴の一つです。それでは、酵素にはどのような働きがあるのでしょうか。この記事では、天日塩にも含まれている酵素が、私たちの体でどのような働きをしているのかを解説しています。

監修者
青栁 友世 tomoyo aoyagi

薬剤師歴10年・減薬歴相談5年。薬剤師、国際中医師の資格を所持。減薬と漢方相談のカウンセリングを行う『Cosmo Life Aid合同会社』代表。研究職と調剤薬局薬剤師の経験を経て、精神科薬の減薬相談や漢方カウンセリングの活動を行う。心身一如を基本とした食養生セミナー(水・塩・油)を開講。食養生の観点から無添加調味料のWebショップ『さしすせそ&』を運営。

酵素とは何か?

酵素は生命を支える触媒

酵素は、タンパク質の一種で、私たちが生きていくために必要な様々な化学反応を促進する触媒です。体内で代謝活動を行うために欠かせないものであり、消化や呼吸、エネルギーの生成など、様々な生命現象に関与しています。

酵素は、特定の反応物質(基質)と結合し、その化学反応を加速させます。例えば、消化酵素は、食べ物の炭水化物やタンパク質などの栄養素を分解して、体内で吸収できる形に変換します。また、呼吸酵素は、酸素を取り込んでエネルギーを生み出す反応を促進します。このように、酵素は、私たちの生命活動を支える重要な役割を担っているのです。

酵素は高い特異性を持っている

酵素は、高い特異性を持っており、特定の反応のみを触媒することができます。これは、鍵と鍵穴の関係に例えることができます。鍵は特定の鍵穴にしか合わず、他の鍵穴を開けることはできません。同様に、酵素も特定の基質にしか結合せず、その基質の化学反応のみを促進します。

この特異性は、酵素分子の立体構造によって決まります。酵素分子は、特定の基質にぴったりとフィットするような形状をしています。そのため、他の基質は酵素分子に結合することができず、反応が起こらないのです。酵素が生体内で正常に機能するためには、ミネラルやビタミンが必要不可欠です。これらの栄養素は、酵素分子の構造を維持したり、酵素反応を促進したりする役割を担っています。

酵素の働きを助ける補酵素とは?

補酵素は、酵素反応において酵素と結合し、化学基の授受を行い、反応を促進する低分子量の有機化合物です。多くの補酵素はビタミンから合成されます。また、生体内で生成されない補酵素もあります。これらのことから、補酵素は酵素の機能を正常にするために必要不可欠な役割を果たしていることが分かります。

補酵素は、それぞれの酵素反応に必要な化合物であり、種類が豊富です。例えば、NAD+やFADは、電子伝達に関与する補酵素であり、CoAは、アセチル基の運搬に関与する補酵素です。補酵素は、酵素と協力することで、生命活動に必要な様々な化学反応を効率的に促進しています。

ビタミンには補酵素の役割がある

ビタミンは、身体の正常な機能を保つために不可欠な栄養素です。ビタミンCは免疫機能を促進し、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するなど、様々な役割を果たしています。補酵素も、酵素反応に必要な非タンパク質性の化合物であり、ビタミンと同様に、正常な代謝プロセスを維持するために必要不可欠です。

ビタミンの一部は補酵素の構成成分となり、酵素の働きをサポートします。ビタミンと補酵素は、生命活動を維持するために不可欠なパートナーと言えるでしょう。これらの栄養素をバランス良く摂取することは、健康な生活を送るために重要です。

ミネラルには補酵素の役割がある

ミネラルは、身体の機能に必要な栄養素の一つです。骨や歯の形成、神経伝達、筋肉の収縮など、様々な生理的プロセスに関与しています。補酵素も、酵素反応に必要な非タンパク質性の化合物であり、ビタミンと同様に、正常な代謝プロセスを維持するために必要不可欠です。

ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD+)やフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)など、酵素反応における電子伝達に必要な補酵素もあります。ビタミンやミネラルと同様に、補酵素も身体の機能を維持するために不可欠な栄養素の一つです。ビタミン不足やミネラル不足と同様に、補酵素の不足は、代謝プロセスに影響を及ぼし、様々な疾患を引き起こす可能性があります。

酵素が正常に働くために必要な栄養素
  • 補酵素は酵素と協力して反応を促進する
  • ビタミンとミネラルは代謝プロセスに影響している

天日塩と加熱処理塩のメリット、デメリット

天日塩は、太陽の熱で海水を蒸発させて作る塩です。産地による違いはありますが、ミネラルや微量元素が豊富に含まれています。一方、加熱処理塩は、純度を高めるために加熱処理されています。

平窯や立窯で加熱される塩は、天日塩に含まれる酵素やミネラルを失ってしまうことがあります。さらに、加熱処理塩には添加物が含まれているものも多くあります。天日塩は、酵素やミネラルを含む生(ローフード)の食品の調味料として使用されることが多く、加熱処理塩は主に食品加工業界で使用されています。

天日塩の最大のメリットは、酵素が死活していないことです。酵素は生命活動に重要な役割を持つ栄養素であり、天日塩は酵素の働きを促進することができます。さらに、天日塩はミネラルが豊富なので、補酵素の働きも期待できます。酵素と補酵素は相乗効果を生み出すため、健康と美味しさの両面から天日塩は優れていると言えるでしょう。

天日塩のメリット
  • 酵素が豊富に含まれている
  • ミネラルや微量元素が豊富に含まれている
  • 添加物が含まれていない
  • 自然な風味がある
  • 料理の味を引き立てる
加熱処理塩のメリット
  • 純度が高い
  • 保存期間が長い
  • 安価

まとめ

天日塩と加熱処理塩は、それぞれ異なるメリットがあります。健康と美味しさを追求したい場合は天日塩がおすすめです。一方、保存期間や価格を重視する場合は加熱処理塩がおすすめです。自分の食生活や好みに合わせて、塩を使い分けることが大切です。

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