【投稿】トリガー・ベクトル理論を更新しました。

ミネラルウォーターにも種類がある!ミネラル補給や美容と健康に良い水の選び方|おすすめも紹介

あなたが買ったミネラルウォーターは本当にミネラルウォーターですか?ご自宅で浄水・活水した水を利用されている方の中には、マイボトルを携帯される方も多いとおもいます。水を規則正しく摂ると体調がとても良いです。1日の水分摂取量は約2ℓ(体重の20〜30分の1)と言われていますので、外出した場合などペットボトルの水を購入する機会が増えると思います。

ペットボトルの水は何なのか?どういった種類の水が良いのか?水選びを知ることで安全な水の選択肢が広がります。この記事では、ペットボトルの水の種類と原水の種類について特徴を纏めておりますので、ご自身でお気に入りの水を探してみてください。

監修者
青栁 友世 tomoyo aoyagi

薬剤師歴10年・減薬歴相談5年。薬剤師、国際中医師の資格を所持。減薬と漢方相談のカウンセリングを行う『Cosmo Life Aid合同会社』代表。研究職と調剤薬局薬剤師の経験を経て、精神科薬の減薬相談や漢方カウンセリングの活動を行う。心身一如を基本とした食養生セミナー(水・塩・油)を開講。食養生の観点から無添加調味料のWebショップ『さしすせそ&』を運営。

ペットボトルの水は4種類

ペットボトルの水は4種類

ペットボトルの水は4種類に分けられますが、総じて「 ミネラルウォーター※ 」と呼んでいる場合が多いようです。天然の水をそのまま詰めた水や、精製された水など種類は様々です。

水は単に喉の渇きを潤すだけでなく、体の様々な機能を制御する役割をしていますので、ミネラルのバランスや品質などを考えてお気に入りを探してみてください。(※ ミネラルウォーターは農林水産省が定める「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によって4種に分類されています。)

1.ナチュラルミネラルウォーター

天然のミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛など)が溶け込んだ、特定の水源である地下水で汲んだ水です。製造時に加熱殺菌以外の処理を行っていないことが特徴ですので、4種類の中では一番天然のミネラルを含んでいる水になります。商品のラベルには、「 ナチュラルミネラルウォーター 」と表記され、海外製(舶来物)の水にはガラスのボトルに入ったものが市販されていますが、品質の良いものが多いです。

ミネラルが豊富な天然水

2.ナチュラルウォーター

特定の水源から採水された地下水で、沈殿、ろ過、殺菌以外の化学的な処理を行っていない天然の水です。水源の種類から、ナチュラルミネラルウォーターよりミネラル成分が少ないことが特徴です。ミネラルが少ない分、お茶やコーヒーなどの香りや、味を楽しむ場合にミネラルの味が邪魔することがありませんので、成分を抽出するための溶媒としては最適な水です。

ミネラルが少し少ない天然水

3.ミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターに含まれているミネラルを調整したり、水源の違う水を合わせたり、加熱殺菌以外に紫外線殺菌やオゾン殺菌など人の手が多く加わっている水の事を指します。当然ですがナチュラルという表記が出来ないため、多少ミネラルが入っている精製された水ということになります。精製水と表現すると行き過ぎですが、精製水は蒸留、ろ過、イオン交換、紫外線処理を行い、不純物やイオンを一切含まない純度を高めた水の事を言います。利用用途はコンタクトレンズ、美容(お肌に直接つける)、医療や化学実験、スチームアイロン、加湿器などに利用されています。

水の掛け合わせ、殺菌など手を加えた水

4.ボトルドウォーター(ボトルウォーター)

長期保存できる水、海洋深層水イオン水など商品名になっている水もありますが、飲める基準の水すべてを入れることが出来ます。災害時の保存水、健康を維持するために開発された水など利用用途によってはこういった水も必要と思いますが、日々の生活で常用する為の水としてはおすすめしません。

また、人工的にミネラルを添加した水などが開発され、今では様々なボトルドウォーターが販売されています。企業努力を感じますが、個人的には自然の恩恵をそのままいただく方が良いと考えていますので、人工的に加工された水はあまり飲みたくありません。

利用用途に合わせて加工された水

水の種類は品質の表示名だけではない

ミネラルの含有量に特徴がある

天然の水に最も近いものは、「 ナチュラルミネラルウォーター 」と「 ナチュラルウォーター 」ですが、ミネラルウォーターの条件について少し触れてみたいと思います。今回はミネラル補給を中心に水質についての説明を行っていますので、水の硬度について纏めています。

原水名と採取方法

原水名採取方法
浅井戸水浅井戸(浅い井戸)からポンプ等を利用して取水した地下水
深井戸水深井戸(深い井戸)からポンプ等を利用して取水した地下水
湧水不圧(自由面)地下水、被圧地下水の区別によることなく、自噴している地下水
鉱泉水自噴する地下水のうち水温が 25℃未満の地下水であり、かつ、溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水
温泉水自噴する地下水のうち水温が 25℃以上の地下水、又は、温泉法第2条に規定される溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水のうち飲用適のもの
伏流水上下を不透水層にはさまれた透水層が河川と交わるとき透水層内に生じる流水
鉱水ポンプ等により取水した地下水のうち溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水
引用元:ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドラインより

水の硬度はミネラル量の目安 | 地域ごとの特徴

私たちは生まれ育った土地の水を幼少期より飲んでいますので、その土地の成分に近い水が、体に合っているのであろうと考えられます。例えば、「海外旅行に行った際に水が合わずに腹痛になった。」「あそこの土地の水が合わない。」など聞いたことがあるフレーズではないでしょうか。

地域ごとの土壌の違いもありますが、水が合わない理由にミネラルの含有量が大きく関わっています。軟水か硬水かを選択する場合が一番多いと思いますが、硬水にはミネラルが多く含まれていますので、ご自身の体調を確認しながら飲水を行うことをおすすめいたします。

水の硬度とは何ですか?

4種類の水には様々なミネラルが含まれていますので、それぞれ特徴があります。この特徴をミネラル含有量を基準に表したものが「 硬度 」です。硬度はカルシウムとマグネシウムの含有量を炭酸カルシウムの量に換算、数値化(※)したもので区分されています。(※:硬度=カルシウム量×2.5+マグネシウム量×4.1)硬度が低いものが「 軟水 」、高いものが「 硬水 」に区分されています。

温泉(おんせん)

日本人に馴染みの深い温泉は、地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気、その他ガスであると温泉法によって定義づけられています。温泉水は地中から湧き出し、温度や成分が固定されていて継続的に湧き出る水であること、温度と成分が関係していますが、25℃以上の温水もしくは、25℃以下の場合であっても成分が固定されており、継続的に湧き出る水であれば温泉ということになります。

軟水(なんすい)

硬度の値が1ℓあたり0~60㎎の硬度の水を軟水と呼んでいます。カルシウム、マグネシウムなどのミネラルである金属イオンの含有量が少ない原水を指しており、ミネラルが少ない分口当たりも良く、飲みやすい水であることが特徴です。地域差はありますが日本の水の硬度は役50~60㎎/ℓとなりますので軟水の水を毎日飲んでいることになります。

硬水(こうすい)

硬度の値が1ℓあたり120~180㎎/ℓの硬度の水を硬水と呼んでいます。カルシウム、マグネシウム以外のミネラル含有量が多いことが特徴であり、日本人にはあまり馴染みのない硬度の水です。

世界的にみると欧州地域(ヨーロッパ)に多く分布していますので、ヨーロッパに旅行に行った際に水が合わないなどあるのではないでしょうか。市販されている水の中でも、ガラスボトルで販売されている水は硬水のものが多いです。

海洋深層水(かいようしんそうすい)

深度200メートル以上の深海の海水の事を指しています。地下水とは違い、人間の生命活動に必要な必須の微量ミネラルが多く含まれていることが特徴です。地下水や海水表層面の環境汚染の影響を受けていないため、水産業、農業、深層水商品、タラソテラピーなどに利用されています。

タラソテラピーとはフランス・ドイツで健康保険の対象にもなっている海洋療法の一つで、主に水中での運動やジェットバスなどの「 水治療法 」と、海泥・海藻パックや大気浴などの「 無水療法 」に分けられます。海洋深層水は多目的に利用されており、自然治癒力の促進や不足しているミネラルを補うために利用される場合が多いようです。

おすすめのミネラルウォーター

災害備蓄用やミネラル補給におすすめ
スクロールできます

✓ 「ふるさと納税」対象のアルカリ温泉水
鹿児島県垂水温泉の天然温泉水100%。硬度が低い(ミネラル分が少ない)超軟水と、pH9.9高アルカリ性が特徴の温泉水です。超軟水のため口当たりもまろやか、茶葉、コーヒー等の抽出に向いている飲料水ではないでしょうか。最近はアルカリ性の食品が注目を集めていますので、人気が高まっているのだと思います。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA

TOP

サービスメニュー

◤調味料で身体を整える

水・塩・油を変えることで、あなたの身体は少しづつ変わります。さしすせそ&で本物の調味料を。
商品を見てみる